知的障害者を主体とする映画制作

2023 年 6 月から福岡の社会福祉施設「JOY倶楽部・アトリエブラヴォ」とともに始まった「障害を持つ人々との映画制作プロジェクト」を紹介します。 このプロジェクトは、知的障害を持つ人々がクリエイターの支援を受け、映画の被写体としてではなく、自ら映画を制作することを目指した取り組みです。その目的は、障害者みずから自分を表現する機会を持つこと、そして、多くの人々が一人ひとりの障害者の感じかたに気づき、社会における障害の意味について考え、 障害の多様性に出会うきっかけとなることです。対話をとおして、 社会福祉における映画のあらたな役割を見出したいと思います。


時間:10月12日(土)17:30~19:30 会場:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3-53 大阪大学中之島センター3階スタジオ

申込不要|入場無料

大阪大学中之島芸術センター共創芸術プロジェクト 社会福祉領域におけるアートの意味にかんする美学的考察


問い合わせ

大阪大学美学研究室 [email protected]


プログラム


解説 17:30-17:50

ドキュメンタリー映画における知的障害者

東志保(大阪大学)


報告 17:50-18:50

社会の側に障害をかかえる人との映画制作

工藤真生(九州大学)


懇談 19:00-19:30