関係と意識を編み直すデザイン https://www.art.osaka-u.ac.jp/news/6371.html

トークイベント

2025年12月6日 (土) 11:00-12:00

大阪大学中之島センター3階スタジオ


関係と意識を編み直すデザイン

社会を変えるとは、制度や政策を変えることだけではありません。わたしたち一人ひとりの「意識」や「振る舞い」を変えることこそが、しなやかな社会変革のはじまりです。吉田田タカシさんは「アトリエ e.f.t.」や「まほうのだがしやチロル堂」「トーキョーコーヒー」などの実践を通じて、社会のなかに「たのしい革命装置」をデザインしてきました。それは、経済の仕組みや教育のあり方を変えるというよりも、人と人がどう関わり、どう希望を分かち合うかという関係と意識のデザイン=社会のOSの書き換えに取り組む試みです。このトークイベントでは、実際のプロジェクトの裏側や「人の行動変容を生むデザイン思考」「共生を支える仕掛けづくり」などを紹介しながら、社会を動かすデザインとは何かを考えます。


吉田田タカシ(よしだだ たかし)

教育者、デザイナー、ミュージシャン。京都芸術大学、天理医療大学で非常勤講師を歴任。つくるを通して生きるを学ぶアートスクール「アトリエe.f.t.」代表。「一般社団法人みちをつくる」代表理事。「まほうのだがしやチロル堂」共同代表。地域の子どもを支える仕組みが2022年グッドデザインアワードにおいて大賞(内閣総理大臣賞)を獲得。教育や社会課題に取り組む「トーキョーコーヒー」を全国約400拠点で展開し、第19回キッズデザイン賞キッズデザイン協議会会長賞、グッドデザイン賞受賞。大阪府人権教育夏季研究会や日本PTA全国研究大会などにおいて多数の講演実績がある。作詞家として校歌の作詞を担当。バンド「DOBERMAN」ボーカル。出演はフジロックなど多数。


まほうのだがしやチロル堂

まちの人との“関わりしろ”が魔法を生む。生駒市の駄菓子屋「チロル堂」が、一番大事なことを掲げずに子どもたちを支える理由。

地域で子ども達の成長を支える活動

まほうのだがしやチロル堂


トーキョーコーヒー

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学校に行けなくても…“出席認定” 学校に行けない子供の居場所『トーキョーコーヒー』 わずか2年で全国に400近い拠点 不登校の小・中学生は約30万人〈カンテレNEWS〉